指の水虫は木酢液で治る?~治療は抗真菌薬で~

足の指が痒くなる皮膚病と聞いて、水虫を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
それだけ水虫は日本人にとって、身近な皮膚病の1つです。

白癬菌というカビの1種が、皮膚の角質層に感染する事で水虫を発症します。
皮膚であればどこでも白癬菌は感染するのですが、足は白癬菌が付着しやすいという事もあり、水虫といえば足に発症するケースが大半です。

足の裏はもちろん特に指の間は、白癬菌が感染しやすい部位と言われています。
白癬菌は通気性が悪く、湿度の高い場所を好みます。
指と指がくっついているという場合、その部分の通気性が悪く白癬菌に感染しやすい環境にあるのです。
ですので、指と指の間隔が狭いという場合は、5本指ソックスを履いて通気性を良くする事が水虫予防に繋がります。

また、日本では患者数が多いという事もあり、民間療法も多彩です。
その中の1つに挙げられるのが、木酢液を使った民間療法です。
木酢液は樹皮から抽出されたもので、優れた殺菌作用を持っています。
その殺菌作用はお酢の数十倍にも及ぶと言われている程です。

木酢液はその殺菌作用で白癬菌を除菌する効果が期待できます。
ただし、除菌の効果は皮膚の表面に付着している白癬菌のみです。
角質層まで木酢液は浸透できない為、1度感染してしまった白癬菌を木酢液だけで除菌できません。
民間療法では予防する事はできても、完治はできないでしょう。

水虫を発症してしまったら、皮膚科での治療をおすすめします。
皮膚科では抗真菌成分を配合した、外用薬で治療するケースがほとんどです。
抗真菌成分は白癬菌の直接作用し、除菌の効果を得られます。
最近の抗真菌成分配合の外用薬は、肌への刺激が少なくなっているので、肌が弱いという方でも安心して使用できるでしょう。